2022年8月29日月曜日

腱断裂と筋断裂の違いは?

先週は、当院では、断裂と断裂(肉離れ)の人がいました。

違いが分かりにくいかも知れないので、まとめてみます。


赤い部分が筋肉で、その筋肉の両端が白い腱となって骨についています。
細かい解剖学的なことは省略しますが、赤い筋肉が縮んで骨を引っ張ることで、
動物は動くことができるのです。


ふくらはぎの筋肉で言うと、赤い筋肉に負担がかかって切れてしまったら
『ふくらはぎの肉離れ』、白い腱が切れてしまったら『アキレス腱断裂』です。

細かく言うと 肉離れ≠腱断裂ですが、世間的には同じようなものです。
どちらの断裂も軽度のものから重度の損傷まであり、酷い場合は手術も必要です。

注意して頂きたいのが、痛みが治まったからと安易に運動を再開することです。
筋腱の組織が完全に治っていなければ再断裂する人が多いので、運動復帰は慎重に行う必要があります。

安静にする段階、ストレッチをして良い段階、運動強度の強弱など、自分で判断せずに、専門家に相談しながら行うことをおすすめします。







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【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院 
まつもと整骨院・心斎橋院
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2022年8月22日月曜日

肩が痛む方は見て下さい!


肩関節に痛みがある方は、もともとの肩の姿勢ポジションが悪い方が多いです。
その状態で、
投球
バレーボールのアタック、サーブ
ラケットのスイング
バーベルの持ち上げ
等を繰り返すと、痛くなるのは必然でしょう、、、

痛めやすい人の特徴は、巻き肩であったり、猫背であったりと
不良姿勢があったり、上腕や胸筋、背筋と肩関節の動きに関係する筋肉
が筋緊張を起こして硬くなっていたりします。

←巻き肩(右肩)
(肩関節内旋+肩甲骨外転)

そんな状態が続くと、背骨や肩甲骨の可動域が狭くなり、肩の関節に負担がかかって痛みが出ます。

右図のように、腕を真上に挙げる動作は
(肩甲骨の動き60度)+(肩関節の動き120度)
で180度挙がっているですが、肩甲骨が硬くて本来の60度動かなければ、その分、肩関節に負担が無理がきます。





普段、デスクワーク中心の生活の人は、上記の状態になりやすいので、たとえ学生時代に活躍されていても、昔と同じ感覚でプレーされると痛める確率は高いです。

中には、スポーツをしなくても、上の物を取ろうと手を挙げただけで、肩関節を痛める人もいます。
一度、ご自分の姿勢をチェックしてみて下さい。






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2022年8月8日月曜日

走るのに重要なこと


『速く走る』、『楽に走る』ためには、どうすれば良いか?
これも、色々な理論、方法があるでしょうが、そのうちの1つが
『前重心』になることです。


上画像のように、前屈みで真っすぐ立つトレーニングをしてみてください。、お尻が後ろに突き出して、くの字になってしまうと、前重心にならないので腹筋を引き締めて下さい。
一人しかいない時は、壁などに両手をついて脚から体幹を上画像のように真っすぐになるトレーニングをしてください。

そうすると、右画像のようになり、自然と片脚が前に出るはずです。前へ進みやすい感覚を体感できると思います。
もちろん体幹トレーニングにも、なりますのでやってみてください。









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