2021年2月15日月曜日

肩甲骨を動かそう

デスクワークで疲れを感じたら行って頂きたい体操をご紹介します。

「肩甲骨」は背中にある羽のような骨です。

肩甲骨には首、肩、腕、体幹につながる筋肉が多く付着していますので
しっかりと動かしていくことで、デスクワークで硬くなりがちなこれらの筋肉をほぐし、
カチカチになるのを予防できます。

【肩甲骨の体操】
椅子に浅めに腰かけた状態で始めます。

1)肩甲骨を離す
肘をまっすぐに伸ばして、手のひらが外に向くように腕を内に捻ります。
手の甲を合わせるように、両肩は胸の前で寄せて、前に出して上げていきます。
この時、左右の肩甲骨同士が離れるように背を丸めつつ行いましょう。

2)肩甲骨を寄せる
手のひらを反して上に向けたら、今度はゆっくりと肘を曲げながら後ろに引いていきます。
この時、左右の肩甲骨は寄せていきますが、肩をすくめてしまわないよう注意しましょう。
胸を張って、背中は少し反るくらいにすると肩甲骨が寄せやすくなります。
腰が痛い方は腰が反りすぎてしまわないように気をつけてください。

どちらの運動も息を止めずにゆっくりと行います。
動きに慣れてきたら、動作の最後(左図)でストップし
その状態で深呼吸を数回行ってみましょう。
呼吸に合わせて胸郭が膨らむことで、肋骨周りの筋肉も同時にストレッチされます。

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【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院 
まつもと整骨院・心斎橋院
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