2021年2月19日金曜日

背骨は動いていますか?

デスクワークで姿勢を気にされている方は多いと思いますが、疲れにくい姿勢をとるためには背骨にある程度の柔軟性が必要です。
今日は背骨を動かすための体操をご紹介します。

背骨は横から見るとまっすぐではなく、アルファベットの「S」字のようにカーブがあります。首の後ろ、腰の後ろには「反り(凹)」があり、背中は少し「丸く(凸)」なっているのが普通です。
ところが、不良姿勢が習慣化してしまうとこの自然なカーブがきつくなったり、無くなったりしてしまい(←猫背やストレートネックが代表例ですね)さまざまな体の不調を引き起こすと言われています。

崩れて固まってしまったS字ラインを戻すには、しっかり動かしてアンバランスになった筋肉の緊張を取る必要があります。簡単な体操ですのでぜひやってみてください。

【キャット&ドッグ】
床に四つ這いになります。手は肩の真下辺り、膝は股関節の真下に来るようにします。

●キャットの動き
一旦息を吸い、吐きながら腰・背中・首を丸め、出来るだけ天井側に背中を高く持ち上げます。背中全体が山になるように。頭は下に下げてください。
腰、背中、首がストレッチされるのを感じましょう。

●ドッグの動き
一旦息を吸い、吐きながら腰・背中・首を反らしていきます。
(※注:腰が反って痛い人は無理をしないでください!)
頭を上げて目線は前、もしくは上に向けましょう。
”胸にネームプレートがあると思って、それを正面に見せる”イメージを持つと
より胸が開いて背中を反らしやすくなります。

キャットとドッグの動きを呼吸に合わせて、交互に10回程度行います。
背筋を丸めたり反らしたりすることで背骨に動きがつき、筋肉の柔軟性も出てきます。

どちらの動きが得意で、どちらが不得意かは人によって違いますので鏡などで確認してみましょう。(猫背の人はキャットが、反り腰の人はドッグが得意なことが多いです)
不得意な方をより多く行うと良いでしょう。
痛みのない範囲で無理せずチャレンジしてみてくださいね。

-----------------------------------------
【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院 
まつもと整骨院・心斎橋院
-----------------------------------------