2022年7月8日金曜日

ふくらはぎが痛む方へ


ランナーさんや、その他の運動で、『ふくらはぎが張る!』、『ふくらはぎが痛くなる』という人は、走る時の脚の使い方をチェックしてください。










                           


本来の理想的な走り方は、股関節をしっかり使い、ふくらはぎにあまり負荷をかけず、脚全体を使って走るのが理想です。

図の赤マルが股関節で、緑の軸で回転運動を行なう走り方です。

しかし初心者ランナーは、股関節がうまく使えず膝から下のふくらはぎを中心に使って走りがちです。

ふくらはぎは、図の青マルの足首を動かす(足関節を底屈させる)筋肉です。

股関節(殿筋、もも裏の筋肉)が、ちゃんと使えていないと、足裏で地面を掻いて前へ進もうとします。

乗り物に例えると、股関節を使った走りがロードバイクで、ふくらはぎを使った走りは三輪車でしょうか?

100㎞をロードバイクで走るのは私でも可能ですが、三輪車ではたぶん無理だと思います。仮に走れたとしても時間と労力が、かなりかかってしまうでしょう。

その結果、ふくらはぎに疲労がたまり、痛みにつながります。

人間は身体の中心に近い方が力が強いです。ボールを手首のスナップだけで投げて下さい。次に肘関節の曲げ伸ばし、次に肩関節を使って・・ だんだん飛距離が伸びるはずです。

下半身も同じです。股関節の方が足首の関節よりも遥かに強力なのです。ですので、タイムを縮めたい。ふくらはぎが痛い方は、股関節筋を使えるようになりましょう!

痛んだ患部の治療以外にも股関節の柔軟性をだすこと、体幹の安定性が必要です。リハビリ及びトレーニングは、当院で指導している、二―アップ、ランジ、スクワット、その他です。

詳しくは、スタッフにお尋ねください。

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【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院 
まつもと整骨院・心斎橋院
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