背骨の並びを確認します。
それは背骨(脊椎)がとても大切な部位だからです。
小学校か中学校で習ったと思いますが、生物学的に脊椎動物と無脊椎動物
とに分けられるように、背骨の存在が生き物のあり方に大きく影響します。
骨格としては、屋台骨または大黒柱と言えますし、
脊柱の中には中枢神経の脊髄神経が通っています。
手足はもちろん、内臓や皮膚の末梢神経は脳脊髄から出ています。
ですので、背骨の並びにおかしいところがあると、四肢末端にも影響が出ることがあります。
特に人間は直立歩行なので、背骨への負担が大きいのです。
施術の際は、背骨を触診します。そうすると背骨の一部分が後ろに飛び出ていたり、逆に、へっこんでいたりと凹凸があったりします。左右に歪んでいることもあります。
触診して正しくない部分、動きの悪い部分を探し、アプローチすることで改善を図ります。
末梢神経の根本(木に例えると、幹から枝が生えている部分)である緑のライン
であったり、背骨の両脇の脊柱起立筋の緊張しやすい赤ラインを
刺激します。これは東洋医学の経絡(ツボの流れ)にも対応しています。
興味のある方は、自分自身の背骨を触るのは難しいので、触られても支障のない人
に確認してもらうか、写真を撮ってもらっても良いかもしれませんね。
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【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院
まつもと整骨院・心斎橋院
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