2022年1月14日金曜日

その痛み、冷やす?温める?

「この痛みには、冷やした方が良いんですか?それとも温めた方が良いんですか?」
という質問をよく聞きます。

慢性痛は温める。
急性痛は冷やす。
というのが答えなのですが、今回は少し掘り下げてみます。

まず、その痛みがどうして起こっているかが分かると理解しやすいかと思います。

痛みを感じるのは、身体の組織が壊れたり、血行が悪くなった時です。

例えば、筋肉で説明しますと
壊れるというのは、肉離れや打撲です。
筋肉が切れたり、潰れて内出血が出たら痛いですよね?
こういう時は腫れて熱を持ちます。この時に温めると、火事に更に炎を付け足すようなものなので悪化します。火を消すには水をかけますよね!
ですので、冷やした方が良いとなります。
次に、血行が悪くなると筋肉に酸素や栄養が届きにくくなるので、硬くなります。
硬くなると、にぶい痛みが出ます。コリ感であったり、なんかこの辺が痛いというような
ハッキリしない痛みが慢性的な痛みです。血行が悪くなると冷えも感じやすいです。
冷えている時は、みなさん温めるのが普通ですよね?
(中には寒中水泳など特殊なものもありますが、今回は省略)


痛みがある時、参考にしてみて下さい。
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【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院 
まつもと整骨院・心斎橋院
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