①初期 炎症段階
赤くなる 腫れる 痛みが出る 熱が出る等の症状がある時期です。
医学的なことを書くと難しいので、省略しますが、安静にしときなさいよ!
というサインだと思ってください。腫れてたらパンパンで動きにくいし、
痛いと動かしたくなくなりますよね。
その間に細胞が必死に治そうとしてくれているのです。軽いケガだと2~3日
ぐらいの期間です。火事を例にすると『消火作業中』です。
②中期 修復段階
傷ついた組織を直す時期です。カサブタができるのも、この段階です。
炎症期のあと~1、2ヶ月くらいが目安です。痛みはあまり感じなくても
まだまだ完全に治っていなくて、カサブタを無理にはがすと血が出て
グジュグジュの組織が見えてしまいます。
例えると、火事で壊れた場所を補修している時期です。
③終期 リモデリング段階
傷ついた組織が元に近い状態戻ろうとしている仕上げの段階です。
ケガしてから2~4ヵ月くらいの期間です。
もう例えなくてもよいと思いますが・・外壁に色を塗って、新しい家具も揃えて
とりあえず住めるという状態でしょうか?
細胞が直るのに3、4ヵ月かかると知るとスポーツ復帰するまでに、
「相当時間がかかるのでは?」と不安になる方もいるでしょうが、
段階に応じてのリハビリをすることで、競技復帰の時間は短縮できますし、
効果的な治療によっても早く良くなるでしょう。
重要なのは、自己判断を当てにしない事です。
治りきっていない段階で、無理をして動かして更に時間がかかってしまったり、
ケガをしても、「自然と治るかな?」と、しばらく何もしないで1~2週間後に
来院しすると、まだ炎症期が続いていて、腫れた状態だったりする人が、意外と
多いです。自分の体です。気をつけて下さいね。
-----------------------------------------
【からだの痛みの相談所】
まつもと鍼灸整骨院・天六本院
まつもと整骨院・心斎橋院
-----------------------------------------
0 件のコメント:
コメントを投稿